1月14日。
年により大雪が降る時期。
交通麻痺など嫌な積雪だが、
シーバス釣りだけは違う。
交通量が激減するのもあるが、
雪により音が吸収され
一年で1~2回しか味わえないとても静かな夜。
いつもと全く違う雰囲気のフィールドで
ロッドを振るのがとても好きだ。
雪の時期は歩いていけるホームがあるので、
時合など選ばずに、いける時間さえとれれば
必ずフィールドに向かう。

今回は都合で雪が止んでからになってしまったが
もう氷になっている雪を踏みしめてホームへ。
もう、干潮前でシャローの水は干上がり、
とっくにヌケ終わったバッチバチは流れていっただろう。
もう一部にしか水の残っていない場所で
足首までの浸かりにとどめて、シャローに残っているかもしれない魚にプレッシャーをかけないようにする。
場を落ち着かせるためにも、静寂の間をあけるついでに一服しながらポイントの様子を見る。
日中とても強く吹いていた北風も収まり、
鏡のような水面。
魚の気配がないか?
きょうの流れはどう?
などと観察。
しばらくするとすぐ近くの弱い流れで
ひざ上の水位の位置でライズ。
小さめなシーバスか、
はたまたマルタか微妙。
手を変え、品を変えて、
ひたすら狙う。
この狙い撃ちの時の、リトリーブ中のドキドキが
タマラナイ♪
試行錯誤の後、ようやくバチ喰いのバイト♪
なんてことないやりとりで上がってきたのは、
サイズこそ55位のフッコだが、
こんな特別な夜には格別な1本。

深く喰わせすぎてエラに1本掛けてしまったので、
時間をかけて充分に蘇生。

この後大量なバチを吐いた。
3時間ほどまえのバチ抜けでひたすら喰ってたんだろう。
至極のひと時に相手してくれた、
食欲満点な魚に感謝。
今年も去年に続いて最悪なコンディションのホーム。
そのうち来るビッグ1狙いのタイミングまでは、ポツポツ釣るしかないネ。
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